ホルモン鍋やもつ焼きというお料理をご存じでしょうか。これは1940年代の福岡県に発祥を持っており、今では全国的に人気があるメニューとなりました。牛や豚のもつを使用して作るもので、滋養強壮とスタミナのつくお料理です。以前は冬にお鍋で食べていましたが、いまでは厳しい夏の暑さを乗り切るためにも炭火焼にして食べられています。
多くの方が焼き肉店や居酒屋で堪能をされているでしょうが、その際は長時間の下処理を経てお客さんに提供をされているものです。ここでは簡単に、ホルモンの下処理の工程についてご紹介をしていきます。まずどなたでもご存じなように、ホルモンは内臓部分のお肉です。そのまま調理をすると生臭さが強いため、必ず丹念に処理をしないといけません。
通常は岩塩を使用して全体を揉んでいくのが基本で、そのあとに50パーセント濃度の酢に浸すことになります。なかには煮沸をすることもありますが、それはもつ焼きに使用をする部位の小腸と大腸に限られます。使用するのが業務用食品容器で、2リットルサイズのものを用意されている飲食店が多いのがポイントです。業務用食品容器の良さは、気密性に長けている点です。
通常のタッパーだと隙間がフタにあるので、しっかりと処理を進めることはできません。その点業務用食品容器であれば、フタにパッキンが備わっているので気密性を維持することが可能です。自宅でももつ鍋をする際は利用できる方法です。